蜀で何人かクリアしたので、感想をゆるりと書きます。
蜀は切ないですね、後半のほうが。
国が確実に滅亡に向かっていくのに、最後まで抗おうとする武将たち。
これ以上悲しみが増大しないよう、覚悟を決める劉禅。
心がえぐられる思いでした!
目次
「真・三國無双8」蜀の感想
というわけで感想を。
劉禅(阿斗さま)のキャラに衝撃っ
え、蜀の劉禅って阿斗さまのことですよね?
えっ阿斗さまってこんなキャラになってるの?
いや、魏や呉でプレイしたとき劉禅には遭遇してるからわかってたけどさ・・・。
改めて独特すぎるキャラに衝撃。見た目なんてほとんど拠点兵長じゃない?
最後にプレイした三國無双が4だから、阿斗さまがこんなキャラになってると思ってなくてびっくりでした。
言い方悪いけど、ちょっと抜けてるというか・・・ポンコツ感ある気が。

司馬懿に人望ないって言われてたし・・・
趙雲が命がけで守ってた阿斗さまですよね?
拾ったら1分間無双乱舞できるアイテムだったあの阿斗さまですよねっ??(そして甘寧で1分間無双乱舞し続けたことみんなあるよね)
なんか、あの大事にされていた阿斗さまがなんともいえないキャラになっていて戸惑いを隠せないんですが!!!
・・・。
以上が、劉禅との初対面時の感想です。
本能的に受け付けないキャラでしたね。
でも蜀のストーリーを進めていくと、なんやかんやで味わいあるキャラだと思うようになりました。
ピリピリとした乱世に似つかわしくないおっとりとした君主。
意外と悪くないかもしれない。
ポンコツっぽいのも、ちょっと可愛いかもしれない。
何より、優しさがある!!
カリスマ性はないし、司馬懿の言うように人望もないのかもしれない。
でも、ほかの君主以上に民や将を思いやる気持ちがある。
それに、姜維や星彩の献身的に支える姿を見ると、私も支えたいと思うようになっちゃってたし。
そんな感じで、最終的には好感を持てるようになりました。
蜀の最後なんて切ないから、よけいに阿斗さま守りたいって思いましたね。
馬超と馬岱が好き
昔から蜀では一番馬超が好きでした。
馬超、本作ではあんまり「正義」と言わない気がする。
だからたまに出る「正義」にはテンション上がりました。
あと、馬超の髪型を初めて見ましたね。兜ありのほうが好きだった。
そして馬超以外に好きなキャラできるかな〜と思ってたら、馬岱を好きになりました。
馬岱のキャラ良いねぇ〜めっちゃいい。
極稀に見せるシリアスなトーンのときがやばい。普段とのギャップが激しすぎて血が滾りましたっ
たとえば馬超が病没した後、魏との戦いであった一場面。
馬超に会いたがる王異に向かって、じゃあ君を若のもとへ案内してあげるよ、と低い真面目な声色で言い放つところ。
普段が陽気だから、ギャップでめちゃんこ怖く見えました。笑
と同時にこれまためちゃんこかっこよかった。ギャップ萌えとはこのことですね。
基本的に魏が一番好きなんですけど、馬超と馬岱でプレイしているときは曹操を討たせてあげたい気持ちになる。
エンパでは馬騰を君主にして、馬超・馬岱・龐徳で固めますか!
姜維が切なカッコよかった
まず姜維がもともと魏にいたことにびっくりしたんですよね。
「丞相、丞相!」と諸葛亮のことを呼ぶイメージが強すぎて、勝手に最初から蜀の人だと思ってました。
まさかもともと魏だったとは・・・無知だった〜〜。
先述したとおり「丞相丞相」のイメージしかなかったから、想像以上に熱い人物で心打たれました!
私の記憶にある姜維とは全然違いましたね〜。
劉備や諸葛亮の想いを叶えたい気持ちがこんなに強い人だったとは。
そのためなら、劉禅にもハッキリ意見を言える人だったとは。
姜維は昔から人気が高い印象はあったけれど、私は本作ではじめて好きになりました。
蜀の最後が切ないから、姜維のエンディングも後味が良いとは言えないもの。だからこそよけいに印象的でした。
星彩に心打たれる!
暗愚といわれる劉禅を、最後まで献身的に支える星彩にグッときました。
静かに支える姿が健気でかわいいですね。控えめだけど、胸の内には熱い志を秘めているのも良いです。
いつも険しい表情なので、エンディングで柔らかい微笑が見られたときは感慨深かった!
法正やばやば
法正かっこよすぎてビビった。
色気ダダ漏れで気持ちが傾きかけました。
蜀での私の正義は馬超&馬岱だというのに・・・危ない危ない。
法正があともう少し長命でストーリーに関わってきてたら、たぶん心臓もってかれてたと思います。
周倉かわかわ
周倉いいですね、かわいい。
そういえば、本作をプレイしてはじめて対峙した武将は周倉だったかな?
はじめは張角の下にいて、黄巾の乱で出会ったんですよね。んでそのあと関羽に惹かれてついてくるっていう。
かわいい。趙雲にビビってるのもかわいい。
ストーリーが悲しいっ
劉禅以降のストーリーが重くて切ないです。
劉備や諸葛亮がいたころは、まだそんなでもないんですよね。
ただ、諸葛亮が没した後が悲壮感ハンパない。
何度も北伐を繰り返すけれど、何度も魏に勝てず・・・国が疲弊していく一方。
覚悟を決めた劉禅は、最終的に降伏するというラストでした。
ん〜〜切ない。
姜維が北伐にこだわり続けるのもわかるんですけどね・・・。
あくまでも先人たちの想いは悲しみのない仁の世をつくること。
劉禅は、降伏という形で望みをつないだんだと感じました。