【思いのほかヘビーだった】「遙かなる時空の中で6」コハクルートの感想

コハクのキャラが明るいから、その性格とギャップあるシリアスなストーリーでビビりましたね。

コハクは結局最後に攻略したんですが、最後じゃないほうが良かったかも。

決して悲恋エンドではないですけどね。それでもちょっと切なくてグッときました。

エンディングはもちろんですが、エンディングに至るまでのイベントも結構重めだったように思います。

いろんなギャップがあるけど、明るいキャラとシリアスストーリーのギャップは胸にくるのでダメですよ〜〜。

「遙かなる時空の中で6」コハクルートの感想

そういえば細かいけれど、コハクが梓ちゃんのことを「梓さん」「あなた」呼びなのが良いなと私は思っています。

キャラ的には「梓ちゃん」って呼びそうなのに、さん付けであなたという二人称を用いるところ。

そこがまず良い意味でギャップがあって好きでした。

個人的に元気系キャラにかこつけて礼儀を欠く人物が苦手なので、コハクのさりげなく相手へ敬意を払う部分が好印象でした。

ということで「遙かなる時空の中で6」コハクルートの感想です。

良い子すぎて涙出るッ!!

現プレイ時点だとみんな大好きですが、1周目は鬼側の登場人物にそれほど良い印象は持ってなかったんですよ。

ダリウス&ルードの目的がわからないし、虎は野蛮だしで。

でも唯一最初から好印象だったのがコハク。

最初から好意的だし、閉じ込められている梓ちゃんを出してくれるところなんか良い子すぎて感激しました。

自分が罰を受けるかもしれないのに逃してくれようとするコハク。良い子すぎる・・・。

良い子ッ!!

なんか、個人的には「遙か6」って主人公ってハードモードだなと感じていて。

今までプレイしてきた3、初代、4、7を思い返しても、白龍の神子と八葉という関係性だから厳しいキャラはいても守られるのが当然だったから。

ルートによっては敵対することもあるけど・・・。

事前情報ナシで始めた私からすると、鬼側は敵か味方かよくわからなかったので、1周目序盤で信じられたのはコハクだけでしたね。

記憶探しの旅が悲しい

記憶を失ったキャラなので、その記憶探しがイベントの中心になるのは1周目からわかっていました。

でも実際にコハクルートに進むと、結構壮絶でしたね。

結局はちゃんと愛されて育ったことがわかりますが、それが判明するまではつらかったですよね。

いつも明るいから、よけいに苦しむ姿がこたえます。

自分から引こうとするのが切ない

グイグイくると思いきや、「独り占めできない」と言って自ら身を引こうとするのが切ないですね。

コハクはもっと梓ちゃんにグイグイくると思ってたんですよ。

でも蓋を開けてみれば全然そんなことなくて。

遠慮しがちだし、思考も「俺が梓さんを」じゃなくて「俺なんて梓さんには・・・」となるんですね。

切ないんですが、少し意外でそこがむしろ良いなと感じました。

そんな態度とられたらこっちが攻めるしかないじゃないか・・・。

写真イベントもさ、コハクがもう二度と会えないふうなことをほのめかすから切ないよ。

「花街」や「ゴンドラの唄」などコハクルート独自の世界観がまた切なさに拍車をかけていましたね。

とくに歌はずるいっ!コハクが歌うのを聞いたらちょっとグッときますもん。

エンディングが〜〜〜!!

そしてなんといってもエンディングですよこれ。

梓ちゃんの記憶と引き換えにコハクの命を助けたから、コハクは現代の梓ちゃんのもとへ行き記憶探しの旅をすることに・・・。

最初は梓ちゃんがコハクの記憶探しを手伝っていた。

けど梓ちゃんが記憶を失った今、今度は逆にコハクが梓ちゃんの記憶探しを。

こういう展開がドラマチックで素敵だなって思いました。ちょっと切ないですが、そこがかえって印象的で良かったです。

「遙かなる時空の中で6」コハクルートの感想まとめ

ということで「遙かなる時空の中で6」コハクルートの感想でした。

コハクの明るいキャラとちょっと切ない物語とのギャップが良かったですね。

あとコハクルートならではの花街やゴンドラの唄の存在も、その時代を感じさせてくれたので良かったなと。

華やかな見た目とキャラに対して、暗めなストーリーが印象的でした。

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