「遙か3」は私にとってはじめての乙女ゲーだったので、いろんな意味で衝撃があったんですよね。
その中のひとつが、敦盛さんの正体。
今の私だったら、ネオロマだったら何があっても良い方向に物語が進むんだろうと思ってしまうほどに世間ズレしてしまったわけですが・・・
初プレイ時は「え!怨霊!?どうなっちゃうの!???」とかなり動揺してしまったんですよね。
「封じるのが正解なのか・・・!?」と本気で迷いましたからね!そんなわけないのに。
そんな驚きと切ない体験が詰まった敦盛さん、改めてプレイしてもやっぱり切なかった!
ということで「遙かなる時空の中で3Ultimate」平敦盛ルートの感想です。
目次
「遙かなる時空の中で3Ultimate」平敦盛ルート感想
わかってはいたけれど・・・
怨霊だと知る流れ、身内と対峙する場面、そして最後の展開・・・これらすべてが心苦しくてストーリーが進むたびに悲しかったですね。
敦盛がヒロインで望美がヒーローっぽい
乙女ゲーはほぼネオロマしかプレイ経験がない私ですが、中でも「遙か3」の望美ちゃんは強くてかっこいい子だなと思うんですね。
とくに敦盛さんルートのときの望美ちゃんはほんと惚れそうになるほど頼りになるんですよ。

敦盛さんがヒロインに見えたよね。
望美ちゃんが男前すぎて惚れ惚れ。
私は「遙か3」の後に「八葉抄(初代)」をプレイしたんですけど、望美ちゃんが基準になってしまっているから、あかねちゃんがかよわく見えちゃいましたもん。
やっぱり望美ちゃんがかっこよすぎる。

かわいい。
初プレイ時、敦盛さんのこの表情を見たときかわいくてキュンときたんですよね。
今やってもやっぱりときめく。
かわいいけど、ちゃんと望美ちゃんがピンチのときは男らしく助けてくれるんですから反則っ
展開が全部切ない!
敦盛さんはもともと平家側の人。
で、望美ちゃんたちは平家を倒そうとしている。
その時点で悲しいストーリー展開になることは予想できますよね。
はい、切ない展開満載です。
すでに怨霊のお兄さんと対峙したときは、やっぱりギュッと胸を締め付けられますね。
琵琶と笛の音を重ね合わせるシーンがよみがえり、悲しいなぁ・・・と。

覚悟はできていると、口では言えても心は追いつかないですよね。
そういう心情も昔よりよく理解できるから、すごく心苦しかった!
怨霊の身だから思いを告げられないのが悲しい
敦盛さんは自分が怨霊だから・・・穢れているからと、望美ちゃんへの思いが告げられないでいるんですよね。
そこがもう切なくて切なくて!

そして、自分が最後の怨霊だからと自ら消えることを選ぶんですね。
最後は望美ちゃんの声にこたえて地上に戻ってくるわけですが、口数少ない敦盛さんの思いには目頭が熱くなります・・・!
後日談見てホッと安心
16年越しに安心しました。
私PS2でプレイしたとき、その後の敦盛さんどうなったんだろうかと気になってたんですよね。
たしかに望美ちゃんのもとに戻ってはきたけど、人として生き返ったというわけじゃないので・・・。
その後が一番気になる人でした。
でも今回、ようやく後日談を確認できて安心しました。
ちゃんと変わりなくその後も望美ちゃんと暮らしていて。
ネガティブ思考なのは変わりないけど、八葉としての役目が終わっても一緒にいるんだということが確認できて良かった。
というかこの後日談、敦盛さん視点で語られるのが良いですね・・・!
攻略対象キャラから主人公への気持ちが語られるのってグッときますっ
「遙かなる時空の中で3Ultimate」平敦盛ルート感想まとめ
「遙か3」はすごくハマったので、全員のストーリーを細かくとはいえませんが印象に残っています。
中でも敦盛さんは浄化すべき怨霊という存在なので、物語の終着点が気になってしょうがない人でしたね。
攻略後にはじ〜んときたものです。
今回リメイク版をプレイしても、やっぱり切ない気持ちになるのはあいかわらずでした!
最後はじんわり泣けてきますからね。つらい思いをしてきたぶん、幸せになってほしい!