【時オカ、ムジュラ、タクト、トワプリやった私の感想】「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」レビュー

今さら感ありますが、ようやく「ゼルダの伝説ブレスオブワイルド」をプレイしました。

ゼルダシリーズは「時のオカリナ」「ムジュラの仮面」「風のタクト」「トワイライトプリンセス」を所持していて、中でも「時のオカリナ」と「ムジュラの仮面」は移植のたびにプレイしていたほど好きでした。

「時のオカリナ」は裏面もプレイしていましたね。

ただ、シリーズのほとんどをプレイしていないため、ゼルダファンというよりは“プレイしたゼルダ作品が好き”という感じですね。

そんな中途半端な層である私のプレイレビューです。

>>「ゼルダ無双厄災の黙示録」の感想・レビュー記事はこちら

>>Amazonでゲームを見る

>>楽天市場でゲームを見る

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」感想レビュー

楽しいです。良いところばかりとはいかなかったけど、やってよかったブレワイ!!具体的な感想を語っていきます〜

無数のゼルダネタが楽しい!!

ゼルダシリーズをいくつかプレイしてきた私。

思わず「お!!」と興奮してしまうネタがいくつもありました。

たとえば、デクの樹サマがいるところとか!

コログの森だけどコキリの森にいるみたい!

デクの樹サマって、「時のオカリナ」が初プレイだった私にとっては思い出深いんですよね。

なんといっても一番最初のダンジョンでしたから。

その大きな口の中に行けないかな?なんて思ったり。

あと、こんなネタとか!

ウメタケ台地。

コウメさんとコタケさんからきているであろうネーミングにくすっとしてしまいます!

名前系でいうと、神獣の名前もですね。

ヴァ・メドーはメドリ由来っぽいし、

ヴァ・ルッタはルト姫?

ヴァ・ルーダニアはあきらかにダルニア。笑

ヴァ・ナボリスはナボール様からきてますよね?

ほかにもたくさんあるんでしょうが、そういう細かな小ネタが散りばめられていたのが面白かった!

サリアの名前からきているエリアもあったりして。

あと小ネタでいうと、「時のオカリナ」のトラウマを呼び起こすコヤツとか!笑

夜のハイラル平原に出てくるスタルキッド・・・。

今作もいやがりましたっっ

しかもいかつくなってるし強いしでますます厄介になってるじゃないですか。

オカリナ吹いて朝にしたい。

なんと、この人もいた。笑

「風のタクト」でよろずやしてた人。見たことあるキャラがいるとなんかホッとしてしまいますね。

カカリコ村なんかではコッコ姉ちゃん(アンジュさん)がいないか思わず探しちゃったし!

マコレのチェロが聞こえてきそう

コログもいるんですよ。

コログの実探しは鬼畜だけれど、可愛いコログには癒されまくり。

マコレに会いたい。

キャラがいい!!

「ゼルダの伝説」って、リンクがソロで冒険しますよね。

仲間になって一緒に冒険する・・・なんてことにはならないので、登場人物同士のコミュニケーションはふわっとしたもの。

それなのに、キャラ同士の強い絆が感じられるし、今作の場合ボイスありも手伝ってすごく個性的に感じるんですね。

私がとくに好きなのがリーバル。

かっこいいんだリーバルが!!

ちょっとリンクに対して嫌味っぽいんだけど、カースガノンを倒した後は認めてくれてグッときちゃいました。

「スター・フォックス」のファルコみたいでかっこいいしね!

あとシド王子はなかなか印象深いですね!いろんな意味で。

この世界にいたら私もシド親衛隊になってたと思う

かっこいいけど強烈な個性っ!!

シド王子親衛隊の存在もインパクトありました。

ナボール様みたいで美しい・・・

ウルボザ様も美しくてかっこいい・・・

というか、ゼルダ姫がヒロインなのはわかってるんだけどほかの女性キャラのほうが魅力的に見えてしまう・・・!!!

自由度の高さが魅力的

これぞオープンワールド!

どこに行ってもいい、何してもいい・・・もはや自由度が高すぎて何したらいいのか迷っちゃう。

最近のゲームはどこに行って何すべきかを親切に教えてくれるものも多いので、広い大地を目の前に「さあ!いってらっしゃい!!」とほっぽりだされて戸惑いましたよね。

でも私はその感じが嫌いじゃない。

「あの街に行って○○さんに会って○○するのよ」と細かいルートを示されると窮屈に感じてしまうタイプなので、自由度が高いのは良いなと思いました。

広々とした世界を走り回るだけでも最初は楽しかった。

崖は登りたくなるし、登ったら飛びたくなる

入手するまでがつらかったパラセール。

手に入れてしまえばこっちのもの。

高い崖に登ってバサッとスカイダイビングッ!!!

最高ですね。

見下ろして何か発見したら着地して冒険して、またスカイダイビング・・・これをやってると止まりませんでした。

暑さや寒さでダメージを受けるときは、「あ、ここはまだ行くタイミングじゃないな」と引き返したりして。

なんか・・・冒険してるなという感じがして楽しいんですよ。

山とか見ると登ってみたい衝動に駆られますしね。「山の向こうが見たい!!」という気持ちで。

そういう、あそこには何があるんだろうとワクワクさせる感覚が「ブレスオブワイルド」の魅力だと思いました。

人によってはどうかな?と感じた点

人を選ぶんじゃないか、ちょっと気になるなと感じたところもありました。

操作が慣れるまで大変

アクションやアイテム操作が慣れるまでめちゃんこ難しいっ!!!

遊んできたゼルダシリーズはどれも最初からすぐにのめり込みました。

でもこの「ブレスオブワイルド」は最初心が折れそうになったんですよね。

パラセールを手に入れる序盤の序盤でドッと疲れましたもん。

初めてクリアできずにリタイアするんじゃないか・・・

そう思いながら進めました。

でも、やってれば操作は慣れるし、慣れてく過程でどんどんおもしろくなってくるんです。

個人的にはカカリコ村に到達したあたりから、だいぶ慣れて楽しくなってましたね。

ダンジョンや特徴的なボスがいない

「ブレスオブワイルド」、特徴的なダンジョンはないし、個性的なボスもいないんですよね。

この点に関しては、私は「時のオカリナ」などのほうが好きでした。

ダンジョンごとにテーマがあって、その場所ならではのボスが出てくる・・・「ブレスオブワイルド」はそういうのじゃないんですね。

ボスは代わり映えしないし(全部カースガノン)、ボスのいるマップも無機質なミニゲーム。

どうしてもボスやダンジョンに個性を求めてしまう自分がいて、「ブレスオブワイルド」の無機質さはちょっと好みには合いませんでした。

でも、「ブレスオブワイルド」の世界観的にはそのほうが馴染むのかもしれませんね。

リンクが緑の服装でない

さすがに進めていたらまったく気にならなくなるんですが・・・

最初は思いましたよね。

あっ、リンク緑ファッションじゃないんだ、と。

今作に限ったことではないかな?

でも、リンクのイメージじゃないですか。

緑の帽子、緑の服って。

それがないのが、最初ちょっと寂しいな〜なんて感じましたね。

まあ、さっきも書いたように進めていくうちに全然気にならなくはなりましたが!

相棒がいない

求めてしまうんですね。ナビィやチャット、ミドナのような相棒キャラを・・・!!

なにげにZ注目して敵の情報を聞くのが好きだったので、それがなくなったのは寂しかった!

これだけはね・・・ほしかった。

相棒の存在が世界観的にマッチしないのかもしれないけど、ほしかった!!

妖精の泉にいるライフ回復してくれる妖精をお供にできませんかね!!

音楽の印象が薄い

世界観に合わせてのことだと思いますが、音楽のインパクトが本作は小さいなと思いました。

ちゃんと村に行けば流れてるのですが、メロディの輪郭がハッキリとしていないのであまり耳に残りませんでした。

よく聞いてみたらちゃんとリト族の村では「竜の島」のBGMが流れてるし、ゾーラの里もあの曲なわけですが・・・

個人的には音楽は「時のオカリナ」だったり「風のタクト」のときのサウンドが好きでしたね。

ブレスオブワイルドの世界にのめり込むためにBGMは弱くしているんだと思っても、やっぱり音楽も楽しみたかったです。

武器が消耗品であること

最初は武器が消耗品であることがストレスでした。

壊れるのがもったいなくて戦闘を避けてましたね・・・!

こんな感じで入手した武器を入れ替えつつ使っていく

でもマスターソードを手に入れてしまえば壊れないし(入手するまで長いけど!)、結構武器は拾えるからそこまで気になりませんでした。

進めるほどにラクになっていくから、弓矢も惜しまずに使えます。

最初の窮屈さはありますが、それを乗り越えれば大丈夫。

あ、話は逸れますが武器に関しては全部納得したわけではないんですよね。

私的には、ダンジョンで新しい武器を手に入れてそれを使って攻略し、ボスを倒す流れが好きだったんですよ。

新しい武器を手に入れるときのワクワク感もゼルダの楽しみだったんです。

ブレスオブワイルドにはそれがなくて、序盤に手に入れるツールを使いこなして戦っていくんですよね。

私はその点だけ、武器については好みじゃありませんでした。

フックショットとかボムチュウとか。ゼルダ的な武器をもっと使いたい気持ちがあったので。

ただそこはオープンワールドという特性上難しいことは理解しています。

「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」感想レビューまとめ

あんまりシリーズをやっていない私が言うのも憚れますが・・・

今作はこれまでのゼルダとは全然違ったゼルダということで、すべてを受け入れることはできませんでした。

ダンジョン廃止、個性的なボスがいない、武器のことなど、あんまり好みじゃないなと感じる点が多々あったので。

でも、それらは私が昔を美化しているから・・・いわゆる懐古厨精神から生じる受け入れ難さだと認識しています。

それを除けば、評判どおり秀逸なRPG作品だと感じました。

それに、記事に挙げたとおり過去作をプレイした人にはうれしい小ネタもあったりしましたしね。

新しいゼルダの形を作りつつ、シリーズファンへのサービス精神も忘れない愛あるゼルダだと思いましたね。

過去作品への思い入れが強いと、新しいものに対する拒否反応が出るのはわかります。

でも、それを理由にプレイしないのはもったいないくらいにハイクオリティなゲーム。

ずっと浸っていたいですね、この世界に。

>>「ゼルダ無双厄災の黙示録」の感想・レビュー記事はこちら

>>Amazonでゲームを見る

>>楽天市場でゲームを見る