遙かコルダ下天しかやったことない私の「アンジェリークルミナライズ」感想レビュー

「遙かなる時空の中で」「金色のコルダ」「下天の華」といったネオロマ作品はプレイ済み。

ですが、もっとも歴史あるネオロマンスの代名詞ともいえる「アンジェリーク」シリーズはひとつもプレイしたことがありませんでした。

なんとなくファンタジックな要素が強めな印象で、とっつきにくく感じていたからですね。

ただ、「アンジェリークルミナライズ」はシリーズ初でもとっつきやすそうな印象を受けたため、プレイしてみました。

数名クリアしたので、「アンジェリークルミナライズ」の感想を書いていきます。

簡潔に感想を書くと・・・期待値よりは下でした。

コーエーテクモのゲームには甘い私ですが、ハッキリ言って平凡な乙女ゲーだと感じましたね。魅力ももちろんありましたが、それ以上に気になる点が多かったからです。

まあ、たんに「アンジェリーク」が私に向いていなかっただけかもしれませんが・・・

なので、そのへんを詳しく書きます。

あ、さきに言うんですけど、主人公のライバルであるレイナへのネガティブな感想があるので(しかもたくさん)、レイナが好きな人はブラウザバックしたほうが心の平穏が保たれると思います!

「アンジェリークってそういうゲームだから!」と思われるかもしれませんが、シリーズ初のいちプレイヤーの感想として受け取っていただければ。

「アンジェリークルミナライズ」感想<良かった点>

まずは「アンミナ」で良かったと感じた点から感想を書きます。

絵が綺麗でとっつきやすい

塗りが今っぽい気がする

好みだけでいえば、個人的には過去作の「アンジェリーク」シリーズのほうが絵柄は好きです。古風な絵柄のほうが好みなので。

でも、それはさておきすごくゲーム内の絵がきれいでした。

美しいし、何よりとっつきやすい雰囲気なのが良いなと思いました。

個性が強すぎる見た目のキャラがいなくて、攻略対象キャラみんな良い意味で癖がありません

私の場合、女性にしか見えないルックスのキャラだったり、可愛い系のキャラにどうしても食指が動かないんですよね。

ただ、「アンジェリークルミナライズ」にはそういう好みがハッキリ分かれそうなタイプのキャラがいなくて。

万人受けするなと感じました。

みんな年齢が高めなところ

主人公は25歳

全体的にみんなそこそこ年齢がいっている!これは良いと思いました。

乙女ゲームに限らず、実年齢と精神年齢にギャップがありすぎると違和感を抱えてしまうことがよくあります。

本作はほぼ年齢相応のキャラしかいないので、そういう違和感を抱くことがなかったので良かった。

主人公については、25歳ということで、世間擦れしすぎていたらイヤだな〜と懸念していました。

でも、ひねくれていたり悲壮感があったりなどせず、ちゃんと乙女ゲームの主人公らしい可愛い子でしたね。

ユーモアもあっていいのではないでしょうか。

ちょっとした自虐はあるけど面白いからOK

個人的には若干落ち着きすぎている感がありましたが。

もうちょっと力強くて意思がハッキリとした子が好きなので・・・まあこのへんは好みですね。

システム周りが親切

「アンジェリーク」シリーズが初めてということもあって、最初は大陸の育成が複雑に思えました。

ただ、チュートリアルだったり、マイコンシェルという自動でいい感じに育ててくれるシステムが親切で、初心者にはありがたかった!

ちゃんと最良エンディングを見るためのヒントも表示してくれますからね。

さらにさらに未回収のスチルはどうやって回収するのか、条件も表示されるんですよ。

もう攻略本攻略サイト不要ですねこれ。

まあ、私はたいがいのゲームをするにあたってチュートリアルを読み飛ばしてしまうので、1周目は大陸育成のしかたを把握せずやってましたが・・・!難易度を普通に設定していたこともあり、最初は恋愛よりも大陸育成に悩まされましたね。

かなり親切に説明されていると思いますが、欲をいえば、2周目以降は最初からいきなりマイコンシェル使いたいです。

エンディングが2パターンあるところ

エンディングが1本だけじゃないのが良かったです。

女王試験を降り補佐官になるパターンと女王になるパターンがあるんですね。

最初知らずに女王補佐官になってエンディングに突入したときは、「えっこれで終わり!?」と思ったんですよね。

でもちゃんと女王になるエンディングが用意されていて。

ああ!またこのキャラとの恋愛の続きが楽しめるんだ!!

そう思うと少しワクワクしましたよね。

周囲には秘密にしながらキャラとの恋愛を楽しむ背徳感・・・社内恋愛しているときの感覚に近いかも。

恋人になってからエンディングを迎えるまでの期間は甘い甘い珠玉の時間。

これが「アンジェリークルミナライズ」の魅力なのだと感じました。

「アンジェリークルミナライズ」感想<微妙だった点>

そして「アンミナ」でうーーーんと思ったところを書きます。

ストーリー薄め

これは私の事前調べが甘かったのが悪いですね。

「アンジェリーク」はアドベンチャーよりはシミュレーションゲームなんですかね。だとしたら、「ときメモ」にストーリー性を求めるような見当違いな感想になりますね。

私は勝手にアドベンチャー形式のゲームだと思っていました。でも、やってみたらシミュレーション寄りな感じがしましたね。

「ときメモ」感

とはいえ全然シミュレーションでもアドベンチャーでも面白ければいいんですけど。

ただ、シナリオ重視という感じのゲームではなかったので、ストーリーありきでときめくタイプの私にはやや浅さを感じました。

じっくりテキストを読んで選択肢を選んで〜〜というゲームを求めるならジャンル違い、ということでしょうね。

とにかく守護聖の抱える問題が浅すぎて、エンディングを迎えたときの達成感や充実感は得られませんでした。

かといって守護聖のキャラ自体にときめくほどキャラに魅力があるかといわれると、それもないっていう感じ。

乙女ゲーって、ひとり攻略したあと余韻に浸る時間ありませんか?

「ああもうこのキャラが一番だわほかのキャラにいけないわ〜〜」って思いながらするイベント回想タイムのことです。笑

それがね、「アンミナ」ではできなかったんですよね。

ひとりクリア→ハイ次→ひとりクリア→ハイ次〜!ってな感じでもはや作業的にプレイする感じでした。

やっぱり薄いからだと思うんですよね。イベントや恋愛過程が。

(とくにユエなんてメインヒーローっぽいのに薄すぎて残念・・・)

レイナが好きになれなかった

ごめんなさいめっちゃ心狭いこと書きます。ただの嫉妬です。

レイナさん・・・本当に必要?

っていうか、私はむしろいらないと思ってしまいました。

いやわかります。「アンジェリーク」シリーズをプレイしてきた人にとっては、伝統が踏襲されていることは大事だと思うし、ライバルがいるからこそ燃える人もいると思います。

ただ私の感想をいえば、いらなかった。主人公だけ候補として選ばれて試験受けるのじゃダメだったのかと。

「ときメモ」だってライバルいたけど3では主人公にひたすら都合が良い女友達になっていたというのにっ笑

何がイヤって、レイナと守護聖がデートしているのを見ると激萎えするんですけど!!

攻略対象キャラとライバルとのデートなんて見たくないよう

レイナと守護聖様との親密度とかほんといらない。

せめてレイナにはバースに恋人がいて、あくまでも仕事として守護聖様と活動していることにしてほしかった。

ときめくな頬を染めるなぁぁ

主人公に守護聖様が甘いセリフを語りかてきたとしても、「どうせレイナにも言ってるんでしょ」と思って冷めちゃうんですよね。絶対言ってるよね。

だって「遙かなる時空の中で」の白龍黒龍みたいに明確な立場の違いがないから平等だもんね。萎える。

しかもだいたいこういうゲームって、ライバルは知的華やか美人で主人公は普通で鈍くさい子っていう設定ですしね。

そんなキャラクターのコントラストいらない。

もういいかげん主人公よりライバルのほうが優秀っていう構図やめにしませんか!??

ほんとレイナとのデートのおかげで守護聖やモブキャラにすらモヤモヤを抱えたこともありました。アンジュへの好意的なセリフも頭に入ってこない。

乙女ゲームの女性キャラは、ひたすら主人公にとって都合のいい子だけで私はいいです。

好かれるようなキャラとして描かれているのはよくわかるんですが・・・私はダメでした。初めてゲームでボイスオフしてしまいました。ついでに立ち絵もオフにしたい。

メリハリがない

全体的に淡々と進んでいくから、メリハリがないように感じました。

日々大陸の育成とデートの繰り返しだからしかたないのかもしれませんが、もうちょっと後半盛り上がればいいのになと思いましたね。

あっさり試験は終わるし、女王になっちゃうし、拍子抜けでした。

盛り上がりに欠けるせいで、守護聖様たちが葛藤したり悩みを抱えているのはわかるんですけど、実感として伝わりにくいかなぁ。

ランダム要素がきつい

ランダム要素は、リロードさえ繰り返せば成功するという良い面もあります。

ただ、「アンジェリークルミナライズ」に関してはランダム要素が強すぎると思いました。

ひとりにターゲットを絞り親密度をひとりだけ上げたとしても、ランダム発生のイベントのせいで80日とかになっても恋愛イベントが進展しないとかあります。

で、そうなってくるとリロードを繰り返してイベント発生するのを待つっていう虚無の作業になるんですよね。

これがしんどい。

恋愛イベント以外にも、帰省の約束や大陸視察の同行なんかもそうですね。

帰省の約束を取り付けられなかったら、直前のデータをリロードして成功するまで繰り返す。

一緒に大陸視察したいのにターゲットが不在だったら、これまた直前のデータをリロード・・・。

さすがにどうにかならなかったのでしょうか。

親密度が高いほど約束がしやすかったり、イベント発生しやすいなどの調整のしようがなかったのかなぁ・・・と、感じました。

 

惹かれ合った過程がもう少し丁寧だったら

もう少しお互いが惹かれ合った過程がわかりやすければよかったなと。まあ、キャラによりますが・・・。

とくに主人公側。

やや受け身な印象を受けたので、もうちょっと主人公からも守護聖様に対して何かしらを感じている描写があればよかったなと思いました。

なんとなく、

守護聖から好意を伝えられてようやく「私も好き」

と受け身的にリアクションしている感が。守護聖側がひとりで盛り上がっているだけ感がどうしても否めませんでした。

だから、一応恋愛段階を踏んでいるとはいえ少し唐突さを感じましたね。すごく全体的にあっさりしてます。

声が合っていないキャラが・・・

私は声優さんに詳しいタイプじゃないし、こだわりはないです。知名度もあまり気にしません。

ただ、キャラに声が合っていることは重視します。

「アンミナ」は何人か合っていないキャラがいるなと感じました。加えて演技に違和感のあるキャラもいましたね。

こういったゲームは、ほかのジャンルよりも声って重要だと思うんですよね。キャラの魅力に直結するところだし・・・。

なのに、その部分に違和感を覚えてしまった。

乙女ゲームにおいてはわりと致命的かと思います。

キャリアがまだ浅い方でも良いんですけど、「不安定さ」や「未熟さ」をプレイヤーに感じさせない程度にはもっていってほしかったですね。

「アンジェリークルミナライズ」感想レビューまとめ

ということで「アンジェリークルミナライズ」をプレイした率直な感想でした。

私がプレイしてきたネオロマ作品(遙か、コルダ、下天の華)にはライバルという立場の女性キャラがいなかったため、レイナの存在がやはり書いてきたとおり一番気になりましたね。

良い子なのはわかるんですけど、恋のライバルになるわ主人公下げられるわでストレスしか感じませんでした。

我ながら心の狭さにガッカリしますが。笑

まあ、ライバル(しかも主人公より優れている)がいる作品は私に向いてないのでしょうね。

その点を除いたら、まずまずの乙女ゲームなのかなと感じました。まあ、個人的にはその点によるストレスが大きいんですがね・・・笑

レイナさえ気にしなければ、キワモノなキャラはいないし、サクサクっとプレイできるので、ライトに楽しめるかなと思います。